2026年春、世界中の野球ファンが注目する第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕します。
その中でも、ひときわ強い注目を集めているのが「野球大国」ドミニカ共和国代表です。
2013年の完全優勝から長らくWBCの頂点から遠ざかっているドミニカ。2026年の大会は「3大会、13年ぶりの王座奪還」を掲げ、国を挙げて本気で挑む大会となるでしょう。
当記事ではアメリカの複数のメディアの情報に基づき2026年WBCのドミニカ代表のメンバーを予想しました。
大会 | 成績 | 備考 |
---|---|---|
2006年 | ベスト4 | オルティーズ、ソリアーノら豪華布陣 |
2009年 | 1次ラウンド敗退 | オランダに2度敗れる波乱 |
2013年 | 優勝(無敗)🏆 | 歴史的完全優勝(8戦全勝) |
2017年 | 準々決勝敗退 | プエルトリコに惜敗 |
2023年 | 1次ラウンド敗退 | ベネズエラ、プエルトリコに敗れる |
2013年の完全優勝は、WBC史上初の“無敗での制覇”という偉業でした。しかし、近年は早期敗退が続き、2023年の1次ラウンドでの敗退は国民に大きな衝撃を与えました。
この流れを断ち切るため、ドミニカは2026年大会において、かつてないほどの「ドリームチーム」を編成する意向です。
ポジション | 選手名 | 所属球団(2025) | コメント |
---|---|---|---|
C | ゲイリー・サンチェス | パドレス | パワー型キャッチャー |
1B | ウラディミール・ゲレーロJr. | ブルージェイズ | カナダ出身だがドミニカ代表入りが可能 |
2B | ケテール・マルテ | Dバックス | 安定感ある打撃と守備 |
3B | ラファエル・デバース | レッドソックス | 中軸を担うパワーバッター |
SS | ワンダー・フランコ | レイズ | 若手スター遊撃手(※スキャンダルに注意) |
LF | フアン・ソト | ヤンキース | 世界トップクラスの選球眼と長打力 |
CF | フリオ・ロドリゲス | マリナーズ | 5ツールプレイヤー。まさに次世代の顔 |
RF | フェルナンド・タティスJr. | パドレス | 電撃的なプレースタイル。怪我明けの動向に注目 |
DH | エロイ・ヒメネス | ホワイトソックス | パワーヒッターとしてDH最有力候補 |
さらに注目の控え選手たちもいます:
ホセ・ラミレス(ガーディアンズ):3Bや2Bでも活躍できる万能タイプ
ジャン・セグラ(FA):守備のユーティリティ性で重宝
マルセル・オズナ(ブレーブス):長打力を持つDH候補
役割 | 選手名 | 所属球団(2025) | コメント |
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SP | サンディ・アルカンタラ | マーリンズ | 圧巻の投球術、サイ・ヤング賞経験者 |
SP | クリスチャン・ハビエル | アストロズ | ポストシーズンでの強心臓ぶりが魅力 |
SP | ロニー・ヘンリー | タイガース | 伸びしろある若手右腕 |
RP | ブライアン・アブレイユ | アストロズ | 奪三振能力が高い中継ぎ右腕 |
RP | デュラン・ヘクター・ナリス | FA | 強気な投球スタイルが特徴 |
CL | エマニュエル・クラセ | ガーディアンズ | 時速100マイル超の剛速球でクローザー候補筆頭 |
この投手陣は、MLBの中でもトップクラスの実力を誇り、2026年大会でも全体トップの投手陣と言っても過言ではありません。
2023年大会ではロドニー・リナレス(当時レイズのベンチコーチ)が監督を務めました。2026年も続投が期待されますが、ペドロ・マルティネスやデビッド・オルティーズなどのレジェンドOBがコーチや精神的支柱として加わる可能性もあり、話題を呼びそうです。
チームの団結力を高める上で、母国の象徴的存在が加わることは大きな意味を持ちます。
ドミニカ共和国は、国土が日本の四国程度の小さな国ながら、MLBに多数のスター選手を輩出しています。その背景には以下のような特徴があります。
多くのMLB球団が現地にアカデミーを設立
子供の頃からプロを目指す文化
野球が生活の一部として根付いている
WBCでの勝利は「国の誇り」として位置づけられ、多くの国民がテレビにかじりつき、応援に熱狂します。2026年も勝利すれば、国中が祝祭ムードに包まれることでしょう。
2026年のWBCにおいて、ドミニカ共和国は再び“最強国”としての威厳を見せつけるチャンスを迎えます。MLB屈指のスター選手たちが一堂に会するこのドリームチームが、どのような戦いを見せるのか、世界中の野球ファンが注目しています。
💥 豊富なスター選手
🧠 経験豊かな指導陣
🔥 2013年の再来を予感させる陣容
ドミニカ代表の動向から、目が離せません!