小学生・季語一覧
小学生が俳句で使える季語一覧
日本の四季と季語を知ろう!
こんにちは、みなさん!日本には美しい四季がありますね。
春の桜、夏の蝉(せみ)、秋の紅葉(こうよう)、冬の雪景色と、季節ごとに変わる自然の風景はとても魅力的です。そして小学生の皆さんはそれぞれの季節には「季語」と呼ばれる特別な言葉があることをすでに知っていますね。
季語は、俳句などの日本の詩で使われる言葉で、季節の感じを表現しています。例えば、春には「桜」、夏には「花火」、秋には「紅葉」、冬には「初雪」といった具体的な季語があります。これらの言葉を通じて、私たちは季節の美しさや特徴を感じることができるんですよ。
また俳句には季語を何か入れるというのが決まりになっています。
このブログでは、春夏秋冬、それぞれの季節にどんな季語があるのかを紹介します。季節の変わり目を感じながら、日本の自然や文化について一緒に学びましょう!さあ、楽しい季語の世界へ旅立ちましょう!
春の季語一覧
3月(弥生)
- 梅(うめ):春の訪れを告げる花。
- 雛祭り(ひなまつり):3月3日に女の子の健康と成長を祝う。
- 彼岸入り(ひがんいり):春分の日を中心に行われる仏教行事。
- 春雨(はるさめ):春に降るやわらかな雨。
- 霞(かすみ):春に特有の薄い霞。
- 菜の花(なのはな):黄色い花をつける春の野菜。
4月(卯月)
- 桜(さくら):日本の春の象徴。
- 花見(はなみ):桜の下で楽しむ春の行事。
- 新緑(しんりょく):木々が芽吹き始める時期。
- 土筆(つくし):春の野草。
- 花冷え(はなびえ):春に時折訪れる冷え込み。
- 入学式(にゅうがくしき):新しい学年が始まる日。
5月(皐月)
- 端午の節句(たんごのせっく):5月5日に男の子の成長を祝う。
- こいのぼり:端午の節句に飾られる鯉の形をした旗。
- 菖蒲(しょうぶ):端午の節句に関連し、邪気を払う力があるとされる植物。
- 蓮(はす):水辺に咲く美しい花。
- 紫陽花(あじさい):梅雨時に美しく咲く花。
- 青葉(あおば):木々の若葉。
夏の季語一覧
6月(水無月)
- 紫陽花(あじさい):梅雨の時期に色鮮やかに咲く花。
- 梅雨(つゆ):雨が多い季節。
- 蛍(ほたる):夜に美しく光る昆虫。
- 青葉(あおば):初夏を代表する若葉。
- 芒種(ぼうしゅ):稲などの穀物を植える時期。
- 水無月(みなづき):古い呼び名で、水の月を意味する。
7月(文月)
- 七夕(たなばた):7月7日に行われる星に願いをする行事。
- 花火(はなび):夏の夜空を彩る。
- 海開き(うみびらき):海水浴シーズンの開始。
- 茄子(なす):夏野菜の一つ。
- 土用の丑(どようのうし):うなぎを食べる日。
- 文月(ふづき):古名で、文字を書く月とも。
8月(葉月)
- 盆踊り(ぼんおどり):お盆の期間中に行われる伝統的な踊り。
- 朝顔(あさがお):夏を代表する花。
- 蝉時雨(せみしぐれ):蝉の鳴き声が響く風景。
- すいか(西瓜):夏の代表的な果物。
- お盆(おぼん):先祖の霊を迎える仏教の行事。
- 納涼(のうりょう):夏の暑さを和らげるための活動。
秋の季語一覧
9月(長月)
- 秋分(しゅうぶん):昼夜の長さが等しくなる日。
- 萩(はぎ):秋に咲く風情のある花。
- 稲刈り(いねかり):稲の収穫作業。
- 月見(つきみ):十五夜の月を愛でる行事。
- 銀杏(ぎんなん):黄金色に輝く葉を持つ木。
- 爽やか(さわやか):秋の清々しい気候。
10月(神無月)
- 紅葉(こうよう):木々の葉が赤や黄色に変わる現象。
- 収穫祭(しゅうかくさい):作物の収穫を祝う行事。
- 霜降(そうこう):初霜が降る頃。
- ススキ(すすき):秋の野に風情を加える草。
- 芋掘り(いもほり):サツマイモなどの収穫。
- 菊花展(きっかてん):菊の花を楽しむ展示会。
11月(霜月)
- 紅葉狩(もみじがり):紅葉を見に行くこと。
- 霜月(しもつき):霜が降り始める月。
- 七五三(しちごさん):子供の健やかな成長を祝う行事。
- 新米(しんまい):その年に収穫された米。
- 焼き芋(やきいも):焼かれたサツマイモ。
- お歳暮(おせいぼ):年末に親しい人に贈る礼物。
冬の季語一覧
12月(師走)
- 初雪(はつゆき):その年初めて降る雪。
- 霜(しも):寒さで空気中の水蒸気が凍って白い層を作る。
- 冬至(とうじ):一年で最も昼が短く、夜が長い日。
- クリスマス:12月25日のキリスト教の祭日。
- 年賀状(ねんがじょう):新年を祝うはがき。
- 大掃除(おおそうじ):年末に家全体をきれいにする習慣。
1月(睦月)
- 餅(もち):お正月に食べる日本の伝統的な食品。
- 初詣(はつもうで):年の初めに神社や寺へ参拝すること。
- 七草(ななくさ):1月7日に食べる七種の野菜の粥。
- 寒波(かんぱ):非常に寒い気温が続く天気。
- 雪だるま(ゆきだるま):雪を固めて作る人形。
- 睦月(むつき):仲良しの月という意味。
2月(如月)
- 節分(せつぶん):季節の変わり目、特に冬から春への移り変わりを祝う行事。
- 梅(うめ):寒中に咲く、春の訪れを告げる花。
- 雪景色(ゆきげしき):雪に覆われた風景。
- 立春(りっしゅん):二十四節気の一つで、春の始まり。
- バレンタインデー(バレンタイン):2月14日にチョコレートなどの贈り物を交換する。
- 如月(きさらぎ):古名で、着物に更に衣を重ねる月という意味。
季節の魔法を感じよう!
みんなで四季の季語を学びながら、日本の美しい季節の変わり目を一緒に感じることができて、楽しかったですね!春の桜、夏の蝉の声、秋の紅葉、冬の雪だるま。これらすべてが、私たちの周りにある自然の素晴らしい部分を教えてくれます。