「イロモネア」という言葉を聞いたことがありますか?
これはTBSの人気バラエティ番組『ウンナンの気分は上々。』や『ウンナンのホントコ!』のコーナーから発展し、後に独立した番組『ウンナンの笑ウ〜イロモネア〜』のタイトルです。
「イロモネア」とはどういう意味なのでしょうか。
名前の由来は「色物(いろもの)」+「クイズ・ミリオネア」からきています。
「色物」は漫才やコントとは違う、一発芸やモノマネ、パントマイムなど独特な芸風のことを指します。「クイズ・ミリオネア」は賞金獲得型のクイズ番組で、これを掛け合わせて「イロモネア」というネーミングが生まれました。 ミリオネア(Millionaires)は億万長者の意味です。
『イロモネア』では、お笑い芸人たちが100万円を目指し、観客を笑わせる挑戦をします。番組の基本ルールは以下の通りです。
このシンプルながら過酷なルールが、多くの芸人にとって難関となりました。
『イロモネア』では、普段漫才やコントをする芸人も、一発ギャグやサイレント芸に挑戦しなければなりません。そのため、意外な芸人が爆笑をとったり、普段のスタイルではないネタで勝負したりする場面が多く生まれました。
特に、バナナマン、バカリズム、サンドウィッチマン、オードリー など、後にブレイクする芸人たちが番組で注目を集めることもありました。
この番組の魅力は、「どんなスタイルでも笑わせることができれば勝ち」 というシンプルなルールにあります。
漫才師、ピン芸人、ものまね芸人など、様々なジャンルの芸人が同じ土俵で戦うため、予想外の展開が生まれやすいのです。
また、「サイレント」や「モノマネ」など普段とは異なる制約の中で笑いを生み出す必要があり、芸人たちの本当の実力が試される場面も見どころでした。
『イロモネア』は、芸人たちが持ちネタだけでなく即興力や柔軟な発想力を試される、まさに笑いの戦場でした。
シンプルなルールの中に奥深さがあり、爆笑の瞬間や緊張感が入り混じる番組として、多くの視聴者を魅了しました。
もしまた復活することがあれば、新たな芸人たちによる爆笑の挑戦が見られるかもしれませんね。