SNSやLINEでよく見かける「へんふよ」という言葉、見たことありますか?
一見意味が分かりにくいこの言葉、実は多くの若者が日常的に使っている略語なんです。今回はその意味や使い方、そしてちょっと意外な対義語的表現「RSVP」にも触れながら解説します。
「へんふよ」とは、
「返信不要(へんしんふよう)」 を略したネットスラングです。
この2つをくっつけて「へんふよ」と省略した表現です。
「へんふよ」は、LINEやTwitter(X)、InstagramのDMなど、カジュアルなチャットコミュニケーションの中で使われます。
このように、相手に「返事は要らないよ」という気遣いを込めて添えることができます。
現代の若者は、相手に負担をかけたくないという思いから、
「わざわざ返事しなくていいよ」「既読スルーでOK」
という意図を伝えるために「へんふよ」を使います。
逆に、「返信ください!」という強い主張は好まれず、やわらかく、控えめな表現が主流になってきています。
基本的には、気軽にやりとりできる間柄(同世代の友達など)で使いましょう。
一見意外かもしれませんが、**「へんふよ=返信不要」**に対して、
**「返信ください」**という意味で使われる言葉が英語圏ではあります。しれが RSVP です。
用語 | 意味 | 用途 | 丁寧さ | 使用世代 |
---|---|---|---|---|
へんふよ | 返信不要 | LINE・SNSのカジュアルな会話 | カジュアル | 若者 |
RSVP | 返事をください | 招待状・ビジネスメールなど | フォーマル | 大人〜社会人 |
「へんふよ」は、単なる略語ではなく、相手への思いやりから生まれた現代的な気遣い表現です。
返信を求めず、相手の時間を尊重するスタイルは、特にSNS世代の間で広く受け入れられています。一方で、「ちゃんと返事がほしい」場面では、きちんとした言葉や表現(例:RSVP、または「お返事ください」)を使い分けることが大切です。
SNS時代のマナーは日々進化中。「へんふよ」のような言葉を上手に取り入れて、よりスマートでやさしいコミュニケーションを目指しましょう✨