モブホストとは、歌舞伎町などのホストクラブで働くホストのランクの1つです。売り上げなどのランキングにも入らず、役職もないホストのことを指します。
モブホストの定義は明確ではありませんが、「その他大勢」のホストと言ったニュアンスがあります。一般的には以下の特徴が挙げられます。
モブホストは、トップホストや中堅ホストに比べて、給与や待遇が低い傾向にあります。また、客からの指名も少なく、売上を上げることが難しいという課題もあります。
しかし、中には努力を重ねてトップホストに上り詰めるモブホストもいます。また、モブホストとして働きながら、俳優やタレントとして活躍する人もいます。
モブホストは、ホストクラブの裏側を支える存在と言えるでしょう。
モブは、英語の「mob」が語源です。
英語の「mob」には、「群衆」「暴徒」などの意味があります。
mob mentality (モブ・メンタリティ)と言えば「群集心理」のことです。
日本語の場合そこから転じて、モブは、アニメ、漫画、ゲームなどの作品に登場する、個々の名前が明かされない群衆のこと指すことが多いです。モッブとも呼ばれます。
モブは、物語の進行に直接関与しない、背景のような存在です。たとえば、道を行き交う通行人、学校のクラスメイト、コンサート会場の観客などがモブに該当します。
モブは、作品の世界観や雰囲気を表現するために重要な役割を果たします。たとえば、道を行き交う通行人が描かれていることで、作品の舞台が現実世界であることを表現することができます。また、学校のクラスメイトが描かれていることで、作品の登場人物が普通の学生であることを表現することができます。
モブは、作品にリアリティを加えるために欠かせない存在と言えるでしょう。
アニメや漫画においては、群衆という意味で使われることがほとんどです。
近年では、モブという言葉は、アニメや漫画の登場人物だけでなく、日常生活においても使われるようになりました。たとえば、目立たない存在の人や、特徴のない人のことを「モブ」と呼ぶことがあります。
具体的な例としては、以下のようなものが考えられます。
モブは、私たちの生活のいたるところに存在していると言えるでしょう。
英語でhostと言うのは元々どういう意味なのでしょうか?
通常の飲食店にお客(Guest)として行っても、特に常時会話により接待などしてくれる店の人はいないですよね。
例えば普通のバーの場合、店側の人は同席して会話をするなど常時客をもてなす役割を果たしていないので、ホストとは呼びません。
一方、Hostess Bar(英語でキャバクラのことをHostess Bar と呼びます)の場合どうでしょう、Hostess Barの場合、ホステス(ホストの女性形)が客をもてなす役割を果たしているので、Hostess Barと呼ぶことができます。つまりHostess Barと言うと迎えてもてなしてくれる店の女性がいるバーと言うことになります。
英語でHost(あるいはHostess) は簡単に言うとGuest (お客)の反意語で「迎え入れる側の人」のことです。
オリンピックが東京で開催されましたが、主催国である日本は他国からのゲストを迎え入れますのでホスト国と呼ばれました。
この場合も、オリンピックを主催する日本は、他国からのゲストを受け入れ、もてなす役割を果たしているので、ホスト国と呼ぶことができます。
海外でホームステイする時も迎え入れてくれる家族のことをホストファミリーと言いますよね。
この場合も、ホームステイ先の家族は、ホームステイ生を受け入れる役割を果たしているので、ホストファミリーと呼ぶことができます。
もしあなたが家でホームパーティーなどのイベントをする場合、訪ねてくる人たちはゲスト、主催して迎え入れる貴方はホスト(女性の場合はホステス)と言うことになります。この場合も、ホームパーティーを主催するあなたは、客をもてなす役割を果たしているので、ホストと呼ぶことができます。
このように、「host」は、客をもてなす人や団体、イベントや大会など「もてなす側の人」という意味で使われることが多いです。
レストランのロイヤルホストは有名ですが、命名する際、ロイヤル(王族のような)・ホスト(おもてなし)という意味を込めたかったのかと思います。