政治資金パーティー・野党

政治資金パーティーって野党は一切してないのか？

いいえ、野党も政治資金パーティーを行っています。

政治資金パーティーとは、政治家や政治団体が、政治資金を調達するために行うパーティーのことです。パーティー券を販売し、その収益を政治資金として充当します。

自民党は、各派閥が政治資金パーティを行っていることで知られていますが、野党もまた、党や議員個人が政治資金パーティを行っています。

野党の政治資金パーティー

野党はパーティーしてないの？と疑問を持つ方も多いことでしょう。　野党も政治資金パーティーをしています。

例えば、立憲民主党は、党費や寄付だけでは十分な政治資金を確保できないため、政治資金パーティを積極的に開催しています。2023年には、全国で約100回の政治資金パーティを開催し、約10億円の収益を上げました。

共産党も、党費や寄付だけでは十分な政治資金を確保できないため、政治資金パーティを開催しています。2023年には、全国で約50回の政治資金パーティを開催し、約5億円の収益を上げました。

ただし、野党の政治資金パーティは、自民党の政治資金パーティに比べると、規模や頻度は小さい傾向にあります。また、野党の政治資金パーティでは、パーティー券の価格を抑えたり、収支報告書の透明性を高めたりといった取り組みが見られます。

2023年12月現在、野党で政治資金パーティを開催していないのは、れいわ新選組のみです。れいわ新選組は、政治資金パーティを開催せず、党費や寄付のみで政治資金を調達しています。

野党の政治資金パーティの特徴

野党の政治資金パーティの特徴は、以下のとおりです。

• 規模や頻度が小さい
• パーティー券の価格が抑えられている
• 収支報告書の透明性が高められている

規模や頻度が小さい

野党の政治資金パーティは、自民党の政治資金パーティに比べると、規模や頻度は小さい傾向にあります。これは、野党は与党に比べて資金力が乏しいため、政治資金パーティにかける費用を抑えているためと考えられます。

例えば、2023年に立憲民主党が開催した政治資金パーティの平均参加人数は約50人、平均収益は約500万円でした。一方、自民党が開催した政治資金パーティの平均参加人数は約1,000人、平均収益は約1,000万円でした。

パーティー券の価格が抑えられている

野党の政治資金パーティでは、パーティー券の価格が抑えられている傾向にあります。これは、野党は自民党に比べて資金力乏しいため、パーティー券の価格を抑えて、多くの人に参加してもらいたいと考えるためと考えられます。

例えば、立憲民主党の政治資金パーティのパーティー券の価格は、一般席が5,000円、特別席が10,000円です。一方、自民党の政治資金パーティのパーティー券の価格は、一般席が10,000円、特別席が20,000円です。

収支報告書の透明性が高められている

野党の政治資金パーティでは、収支報告書の透明性が高められている傾向にあります。これは、野党は政治資金の透明性を確保し、国民の信頼を得たいと考えるためと考えられます。

例えば、立憲民主党は、政治資金パーティの収支報告書をホームページで公開しています。また、パーティー券の購入者名や購入金額を、収支報告書に記載しています。

れいわ新選組は、政治資金パーティを開催せず、党費や寄付のみで政治資金を調達しています。これは、れいわ新選組は、政治資金パーティが政治家の利益誘導につながる可能性があると考えるためと考えられます。