中居正広さんに関するトラブルについて、ネット上では「なぜ逮捕されないのか?」という疑問を持つ声が見受けられます。そこで 「中居正広さんが逮捕されない理由」 について考え、このような性的なトラブルが公的な捜査や逮捕に繋がらない背景を探ってみましょう。
今回の中居正広さんが起こしたトラブルでは、9,000万円という高額な示談金が支払われたことが報じられています。示談が成立した場合、被害者と加害者の間で合意が取れているため、被害者が警察に被害届を出さなかったり、すでに提出したものを取り下げることがよくあります。このような状況では、事件が捜査機関によって追及される可能性が低くなります。
かつて、日本の刑法では強制性交等罪や準強制性交等罪は親告罪とされていました。親告罪とは、被害者が告訴しない限り事件として扱われない犯罪のことです。しかし、2017年の刑法改正により、これらの罪は親告罪ではなくなりました。そのため、被害者の告訴がなくても、警察や検察が捜査を進めることが可能になっています。
では、なぜ逮捕されないのか?それは、示談が成立していることが大きく影響していると考えられます。示談が成立すると、被害者がこれ以上の追及を望まないことが明確になり、事件が公的な捜査の対象から外れるケースが多いのです。
性的なトラブルが報道された場合でも、逮捕に至らない理由には以下の点も関係します。
中居正広さんが直接、女性に連絡をして会うように誘い密室で二人きりの状態になった際に中居さんによる「強制性交」があったというのが現時点での報道です。
中居正広さんの方は、「そのような場面」(つまり女性と密室で2人きりの状態)になれば、どんな女性でも自分に対して好意を持っているという過信、そして過去の成功体験によって「アプローチすればまず女性は応じてくれる」という思い込みもり、今まで通に彼女に「アプローチ」した。 ところが成り行きにまかせ受け入れてくれた今までの女性達とは異なり、今回の被害女性にはそんな気持ちは全くなく、拒否をした。 にもかかわらず、中居さんは自分を制止しなかった。 「強制性交」という言葉が使われていることから、このようなことがあったのではないかと推測されます。
中居さんを接客したことがあるガールズバー(赤坂TBSのそばにある)の女性から直接聞いた話です。中居さんのテーブルに着いた際、どうやら中居さんに気に入られたらしく、電話番号を聞かれ、早速後日電話がかかってきたそうです。その際の電話では「自分は誰からも好かれている」といった思い込みのある一方的な態度だったとのことです。トップスターという地位にある人気者であるがゆえに陥りがちな心理状態かもしれません。そして、この女性が言うように、彼の「女性はみんな自分に好意をもっている」という思い込みが今回の「女性とのトラブル」に繋がったのではないかと考えられます。またこの例からもわかるように、仲介者などは初めからいなく、中居さんなら自分で女性を誘った可能性が十分にあります。
男性芸能人に女性を引き合わせて、二人きりの状態の密室で会わせることを第三者がコーディネートするということも芸能界では実際にありうることです。
実際、駆け出しの芸能人やモデルなどの女の子が「有名な誰々さんと会わせてわせてあげるから」あるいは「有名人の誰々さんがホームパーティを開くからおいでよ」などと誘われ、男性芸能人の住まいに行って二人きりになる状況を作らせれ「アプローチ」されたという話を複数、本人たちから直接聞いたことがあります。(身の危険を感じたのでそういった場面になったら逃げたとのことで彼女たちは無事です。)知る限りですが、共通点として、こういった話を持ちかけてきたのは同世代の別の女の子だったと言います。話を持ちかかけた女の子が一緒に男性の住まいへ行き、連れてきた女の子一人残して先に帰ると言った手段も取るようです。警戒心をもたれないよう、同世代の女の子を間に入れて誘い出すというのは常套手段なのかもしれません。男性の方は、あくまでも、うまくいく場合を期待してたとしても、強引な事はしないようです。
中居正広さんが逮捕されない理由として、示談による解決が大きな要因であると考えられます。さらに、かつて親告罪であった制度の影響が一般の認識として残っていることも、このような疑問が生まれる背景にあるのでしょう。
ただし、今回のトラブルの詳細や真相については、公的な発表がない限り推測の域を出ません。こうした報道を受け取る際には、冷静な視点を持つことが大切です。