ドジャースタジアム・徹底ガイド

December 31, 2024 スポーツ

ドジャースタジアム

ドジャースタジアムについての徹底ガイド

ドジャースタジアムは、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地であり、MLB（メジャーリーグベースボール）を象徴する最も有名なスタジアムの一つです。この記事では、ドジャースタジアムの歴史や特徴、観戦体験を充実させるためのポイント、現地で役立つ情報などを詳しく解説します。

1. ドジャースタジアムの概要と歴史

所在地
ドジャースタジアムは、カリフォルニア州ロサンゼルスのエコーパーク地区に位置しています。ロサンゼルス市街地からのアクセスが良く、丘の上にあるため、市内の景色を一望できる絶好のロケーションです。

歴史

開場年: 1962年
建設費: 当時約2,300万ドル
収容人数: 約56,000人（MLB最大）

ドジャースタジアムは、現在でも使用されているMLBスタジアムの中で最も古いものの一つでありながら、設備のアップデートによりモダンな快適さを兼ね備えています。

2. スタジアムの特徴

ユニークなデザイン
スタジアムの建築は美しい円形の構造を持ち、外野席からはサンタモニカ山脈の景色や、夕焼けの空が楽しめます。

フィールドの特性

高地に位置するため、打球が飛びやすい。
「投手の球場」とも言われる設計が施されており、特に外野は広め。

リノベーション
最近の改修では、ファンがより快適に過ごせるよう、以下のような施設が追加されました。

センターフィールドプラザ: 飲食店やショップが並び、試合前後にも楽しめます。
最新のスクリーン: 巨大スクリーンでリプレイや情報を確認できます。

4. 試合観戦時の楽しみ方

試合前の雰囲気を楽しむ
試合開始前にバッティング練習を見ることができ、選手がウォーミングアップしている姿を間近で観察できます。

試合中のイベント

スクリーンに映る観客参加型のゲームや、7回裏の「セブンス・イニング・ストレッチ」での合唱など、アメリカならではのエンターテインメントが満載です。

5. 現地観戦のための実用情報

アクセス方法

車: スタジアムには専用駐車場があり、事前に駐車券を購入できます。ただし、試合後の渋滞を考慮しましょう。
公共交通機関: 「Dodger Stadium Express」というシャトルバスがダウンタウンから運行されています。環境にも配慮したい方におすすめです。

服装と準備：日中の試合では日差し対策が必須です。帽子や日焼け止めを持参しましょう。夜間は涼しくなる場合があるため、軽い上着を用意しておくと安心です。

6. ドジャースタジアムでの思い出作り

写真スポット

センターフィールドの「Welcome to Dodger Stadium」サインの前。
試合後のスタンドからの景色は、ライトアップされたロサンゼルス市街が広がり絶景です。

ショップでの購入品
スタジアム内のショップでは、ドジャースロゴ入りの帽子やTシャツが人気。観戦の記念にぜひ購入を。

ドジャースタジアムの代表的なフード

ドジャードッグ (Dodger Dog)

ドジャースタジアムの名物中の名物で、試合観戦時に一度は食べたいホットドッグ。
長さ約10インチ（約25センチ）のロングソーセージが特徴。
グリルされたもの（Grilled）と蒸したもの（Steamed）の2種類が選べます。
ケチャップ、マスタード、ピクルス、オニオンなどを自由にトッピングできます。

ナチョス (Nachos)

チップスにたっぷりのチーズソースとハラペーニョをかけた一品。
ボリュームがあり、シェアして楽しむのにぴったり。
バリエーションとして、「ヘルメットナチョス」と呼ばれる、野球のヘルメット型容器に盛られたナチョスも人気。

ガーリックフライ (Garlic Fries)

カリカリのフライドポテトにたっぷりのガーリックとパセリをまぶしたもの。
にんにくの香ばしい風味がクセになる一品で、ビールとの相性が抜群。

クラシックバーガー

ボリューム満点のビーフパティ、レタス、トマト、オニオンを挟んだアメリカンスタイルのバーガー。
チーズバーガーやベーコン追加などのオプションもあり。

2. スペシャルメニューや注目のフード

ロサンゼルスらしいメニュー

ロサンゼルスは多文化が融合した街であるため、スタジアム内でもその特色が現れています。

タコス: 本場のメキシカンスタイルで、魚介や肉を使ったものが選べます。
エルローテ（Elote）: メキシコ風の焼きとうもろこしに、マヨネーズ、チーズ、スパイスをまぶした一品。

ビーガンやベジタリアン向けメニュー

健康志向の人やビーガン向けに、植物ベースのバーガーやビーガンソーセージなども用意されています。

スイーツ

チュロス: シナモンと砂糖がたっぷりかかった温かい揚げ菓子。
アイスクリーム: ヘルメット型の容器に盛られたアイスクリームは子供にも大人気。

3. スタジアム内のおすすめフードエリア

センターフィールドプラザ (Centerfield Plaza)

最新のリノベーションで作られたエリアで、多数の飲食店が集まっています。
ロサンゼルスの人気レストランが出店しており、スタジアム定番のフードだけでなく、地元らしいメニューを楽しめます。

クラブレベルやプレミアムエリア

プレミアムシートやスイートエリアでは、一般エリアよりも高級なフードやドリンクを提供。
ワインやクラフトカクテルとともにグルメな一品を堪能できます。

4. ドリンクの選択肢

クラフトビール: ロサンゼルス周辺の醸造所が提供する地ビールは試す価値あり。
カクテル: マルガリータやミモザなどのカクテルも用意されています。
ソフトドリンク: ファミリー層向けにペプシやレモネードなどのソフトドリンクも充実。

5. フードの購入に便利なポイント

モバイルオーダー: MLBアプリを使って事前注文が可能。混雑を避けてスムーズに受け取ることができます。
現金不要: スタジアム内はキャッシュレス対応。クレジットカードやデビットカード、デジタルウォレットを利用しましょう。

6. 観戦をさらに楽しむためのヒント

試合開始前の早めの時間帯に到着し、混雑する前にフードを購入しておくとスムーズです。
ファミリーで観戦する場合は、子供向けメニューもあるので安心です。
ボリュームがあるメニューが多いので、友人や家族とシェアして多種類を試してみるのもおすすめです。

ドジャースタジアムのフードは、観戦体験をさらに特別なものにしてくれる重要な要素です。アメリカらしいボリューム満点のメニューや、ロサンゼルスの多文化を反映したユニークな料理を楽しみながら、試合を存分に堪能してください。

持ち込み禁止のもの

ドジャースタジアムでの観戦を快適に楽しむためには、スタジアムの持ち込み規則を守ることが大切です。以下に、持ち込み禁止の物品を詳しく説明します。また、例外や持ち込めるアイテムについても触れます。

1. 大きなバッグやバックパック

サイズ制限があります：スタジアム内に持ち込めるバッグの最大サイズは 16インチ×16インチ×8インチ（約40cm×40cm×20cm）。
大きなバックパックやスーツケースは持ち込み禁止です。

2. ガラス製品・アルミ缶

ガラス瓶やアルミ缶は安全上の理由で禁止されています。
ペットボトルは未開封であれば持ち込み可能です（後述の例外を参照）。

3. 飲食物

原則として飲食物の持ち込みは禁止されています。
ただし、未開封のプラスチックボトル（最大容量1リットル以下）や子供向けの軽食、一部の医療目的の食品は許可される場合があります。

4. 武器や危険物

銃器、ナイフ、ペッパースプレーなどの武器や危険物は絶対に禁止です。

5. アルコール飲料

持ち込みは禁止されており、スタジアム内で購入する必要があります。

6. ノイズメーカー

楽器、ホイッスル、エアホーンなど、大きな音を出すものは持ち込めません。

7. 大型カメラ機材

プロ仕様のカメラや三脚、一脚などの撮影機材は持ち込み禁止です。
小型のカメラやスマートフォンでの撮影は可能ですが、フラッシュ撮影は試合中に制限される場合があります。

8. ペット

補助犬を除く動物の持ち込みはできません。

9. レーザーポインター

観戦者や選手にとって危険なため、禁止されています。

10. ドローン

スタジアムおよび周辺エリアでは、FAA（米国連邦航空局）の規定により、ドローンの使用や持ち込みが禁止されています。

11. その他の禁止品

ビーチボールやフリスビーなど、観戦エリアでの使用が迷惑となる可能性のあるアイテム。
折りたたみ椅子や大型のブランケット。

持ち込み可能なもの（例外）

以下のアイテムは、特定の条件下で持ち込み可能です。

1. 飲み物

未開封のプラスチック製のペットボトル（最大1リットル以下）。
再利用可能なボトル（空の状態で持ち込み可能）。

2. 食品

医療目的の食べ物（例: 糖尿病患者向けの食品など）は事前に説明すれば持ち込み可能。
子供用のお菓子や離乳食も例外として認められています。

3. クッションや小さなブランケット

座席での快適さを向上させるためのアイテムは認められています。

入場時の注意事項

持ち物検査

スタジアムの入り口では金属探知機を使用した持ち物検査が行われます。
禁止物品が発見された場合、その場で破棄する必要があります。

事前確認

持ち込み規則はシーズンやイベントによって変更されることがあります。事前にドジャースタジアムの公式サイトで最新情報を確認してください。

持ち込み禁止物を事前に把握しておくことで、スムーズに入場し、観戦を楽しむことができます。特に飲食物やバッグのサイズには注意が必要です。また、事前に許可された例外アイテムを活用すれば、快適な観戦が可能になります。

スタジアムでのルールを守りながら、素晴らしい観戦体験を楽しんでください！

チケットの購入方法

ドジャースタジアムで試合観戦を楽しむためには、チケットの購入方法を事前に把握しておくことが大切です。ここでは、チケットの入手方法、購入時の注意点、価格の目安などを詳しく解説します。

公式サイトからの購入

ドジャース公式サイト（Los Angeles Dodgers Official Website）は、チケットを購入する最も信頼できる方法です。
チケットの種類や座席の選択、価格の確認が簡単に行えます。
デジタルチケットが主流のため、購入後はMLBアプリまたはメールで送られるQRコードを使用して入場します。

MLB公式アプリ

MLBアプリでは、試合スケジュールの確認、チケット購入、座席のアップグレードなどが可能です。
購入後のチケット管理が簡単で、アプリから直接QRコードを表示して入場できます。

スタブハブ（StubHub）やシートギーク（SeatGeek）などの二次販売サイト

チケットの再販プラットフォームでは、公式サイトで売り切れた試合のチケットが購入できます。
ただし、価格は元の価格より高騰する場合があるため注意が必要です。
信頼性の高いプラットフォームを利用することで、偽造チケットのリスクを軽減できます。

スタジアム窓口での購入

試合当日にスタジアムの窓口で直接チケットを購入することも可能です。
ただし、人気のある試合では売り切れの可能性が高いので、事前購入がおすすめです。

2. 座席の選び方

座席エリアの種類

ダグアウトクラブ（Dugout Club）: フィールド近くで選手のプレーを間近で楽しめる高級席。
ロッジ席（Loge Level）: 球場全体が見渡せるバランスの良いエリア。
外野席（Outfield Pavilion）: ホームランボールをキャッチできる可能性があり、ファンとの一体感が楽しめます。
トップデッキ（Top Deck）: 価格が安く、全体の景色を眺めたい人におすすめ。

価格の目安

チケットの価格は対戦相手や試合の重要度によって変動します。
- 平均的な価格帯: $20〜$100（約3,000円〜15,000円）。
- プレミアムゲーム（例: プレイオフやライバルチームとの試合）では、$200以上になることもあります。

家族向けやグループ向けのチケット

家族や友人と一緒に観戦する場合、グループディスカウントや特別パッケージが利用できる場合があります。

3. 購入時の注意点

試合スケジュールの確認

MLBのシーズンは4月〜9月が基本で、試合スケジュールはオフシーズン前に発表されます。
試合時間は平日のナイトゲームが多く、週末はデイゲームもあります。

購入タイミング

人気のある試合は早い段階で売り切れることが多いため、希望の席を確保したい場合は早めの購入がおすすめです。
試合直前に購入すると、安くなる場合もありますが、良い席が残っていない可能性があります。

払い戻しポリシー

雨天延期などの場合、チケットは次回の振替試合に使用できることが一般的です。公式サイトで払い戻しや振替のポリシーを確認しましょう。

4. チケット購入後の準備

デジタルチケットの管理

MLBアプリをインストールし、チケットを事前にダウンロードしておくとスムーズに入場できます。
インターネット接続が不安定な場合に備え、スクリーンショットを保存するのも良いアイデアです。

入場時の注意事項

チケットに記載されているQRコードをゲートで提示します。
セキュリティチェックがあるため、早めに到着することをおすすめします。

駐車場のチケット

スタジアム駐車場を利用する場合、事前に駐車券を購入しておくと当日の混雑を避けられます。

5. 現地観戦をさらに楽しむヒント

プロモーションデー: 特定の日には記念グッズが配布されることがあるので、公式サイトでチェックしましょう（例: バブルヘッド人形やユニフォーム）。
座席のアップグレード: 試合開始後に空席があれば、アプリや窓口でアップグレードの交渉ができる場合があります。
グループ観戦エリア: グループで観戦する場合、特定のパビリオンエリアで特典付きのチケットを検討するのもおすすめです。

ドジャースタジアムでの観戦チケットは、公式サイトやアプリを利用するのが最も簡単で安全な方法です。座席の選択肢や価格の幅が広いため、自分の予算や観戦スタイルに合わせて選びましょう。事前の計画をしっかり立てて、試合当日を思いっきり楽しんでください！

その他の注意事項

ドジャースタジアムで観戦を楽しむ際に知っておきたいその他の注意事項を以下にまとめました。これらのポイントを押さえておくことで、よりスムーズで快適な観戦体験が得られるでしょう。

1. 入場に関する注意事項

入場ゲートと時間

ゲートオープン時間: 試合開始の約1時間半〜2時間前に開場するのが一般的です。
試合前のバッティング練習を見たい場合は早めに到着することをおすすめします。

セキュリティチェック

入場時には金属探知機を通過し、持ち物検査があります。
バッグは中を確認されるため、開けやすいものを持参するとスムーズです。

2. 天候と服装

天候の準備

ドジャースタジアムは屋外スタジアムのため、天候による影響を受けます。
日中の試合: 強い日差しに備えて、帽子、サングラス、日焼け止めを準備。
夜間の試合: ロサンゼルスは夜間に気温が下がることが多いため、軽い上着やブランケットを持参すると快適です。

雨天時

雨が降る可能性は低いものの、悪天候時は試合が延期される場合があります。事前に公式サイトやアプリで情報を確認しましょう。

3. 現地でのマナー

応援や声援

声援や拍手は歓迎されますが、周囲の観客に迷惑をかけないよう注意してください。
特に大声での暴言や敵チームへの侮辱行為は禁止されています。

立ち見や通路の利用

通路で立ち止まると他の観客の迷惑になります。
席を立つ際は、プレーが中断しているタイミングを選ぶようにしましょう。

4. お金と支払い方法

キャッシュレス対応

ドジャースタジアムは完全キャッシュレス化されており、現金での支払いはできません。
クレジットカード、デビットカード、Apple PayやGoogle Payなどのデジタルウォレットが利用可能です。

予算感

飲食物やグッズの購入には、ある程度の予算を見積もっておくと安心です。
- ドジャードッグ: 約$6〜$10（900円〜1,500円）
- クラフトビール: 約$12〜$15（1,800円〜2,300円）
- 記念グッズ: 帽子やTシャツで$30〜$50（4,500円〜7,500円）