2025年シーズンのロサンゼルス・ドジャースには、韓国出身のキム・ヘソン(Kim Hye-seong)選手が在籍しています。キム・ヘソン選手は、KBOリーグ(韓国プロ野球)のキウム・ヒーローズからポスティングシステムを利用してメジャーリーグ入りを果たし、2025年1月にドジャースと3年総額1250万ドル(約19億3750万円)の契約を結びました。
キム・ヘソン選手は、KBOリーグで8年間プレーし、通算打率.304、37本塁打、386打点、211盗塁という成績を残しています。特にスピードと守備力に優れており、4度のゴールデングラブ賞を受賞するなど、韓国球界でも屈指の内野手として評価されていました。
ドジャースでは主に二塁手としての起用が予想されており、彼の俊足と堅実な守備力がチームの内野陣をより強固なものにすると期待されています。
また、韓国系アメリカ人のトミー・エドマン(Tommy Edman)選手も2025年シーズンのドジャースに在籍しています。エドマン選手は、メジャーリーグで既に実績のあるスイッチヒッターであり、内野・外野の複数ポジションを守れるユーティリティプレーヤーとしてチームに貢献しています。
2025年のドジャースには、韓国人選手としてキム・ヘソンが所属し、韓国系アメリカ人のトミー・エドマンもチームの一員となっています。特にキム・ヘソン選手のメジャー挑戦は、韓国の野球ファンにとって大きな関心事となっており、彼の活躍が期待されています。今後のシーズンで、彼がどのようなプレーを見せるのか注目が集まります。
ロサンゼルス・ドジャースは、メジャーリーグの中でもアジア出身選手を積極的に獲得してきた球団の一つであり、特に韓国人選手の活躍が目立っています。ここでは、これまでドジャースに在籍した韓国出身の選手たちについて紹介します。
朴賛浩は、ドジャース史上初の韓国人メジャーリーガーであり、1994年にドジャースでMLBデビューを果たしました。彼はドジャースのローテーション投手として活躍し、2000年には18勝を挙げるなどエース級の活躍を見せました。通算124勝98敗、防御率4.36という成績を残し、韓国人メジャーリーガーの先駆者として歴史に名を刻んでいます。
徐在応は2006年にドジャースに所属し、先発投手として登板しました。しかし、ドジャースでは目立った成績を残せず、同年のシーズン中にトレードでタンパベイ・デビルレイズ(現レイズ)へ移籍しました。
具台晟は2005年にニューヨーク・メッツでMLBデビューを果たした後、2006年にドジャースに移籍しました。彼は主にリリーフ投手として登板しましたが、メジャーでの登板数は限られていました。
柳賢振は2013年にドジャースと契約し、韓国プロ野球(KBO)から直接メジャーリーグ入りした初の選手となりました。ドジャースでは即戦力として活躍し、2019年には防御率2.32でMLB全体の防御率1位を記録。2020年にはトロント・ブルージェイズへ移籍しましたが、ドジャースのエースとして活躍した選手の一人です。
2025年シーズンからドジャースに加入したキム・ヘソンは、俊足と守備力を兼ね備えた内野手です。韓国プロ野球のキウム・ヒーローズからポスティングシステムを利用して移籍し、今後の活躍が期待されています。
ドジャースには、これまで多くの韓国人選手が在籍し、それぞれの時代で重要な役割を果たしてきました。特に朴賛浩と柳賢振は、ドジャースの歴史に名を刻んだ選手として記憶されています。今後も韓国人選手がドジャースで活躍する機会が増えることが期待されます。