メジャーリーグでは、選手が打席に立つ瞬間やマウンドに向かう際に流れる「登場曲(Walk-Up Music)」がファンの注目ポイントになっています。特にロサンゼルス・ドジャースのような人気球団では、入場曲ひとつにしても選手の個性や文化的背景を感じさせる選曲が多く、試合の楽しみをさらに広げてくれます。
この記事では、2025年版・ドジャース主力選手たちの登場曲とその魅力をたっぷりご紹介!
音楽から選手のキャラクターを読み解いてみましょう!
「Like That」Future & Metro Boomin(アルバム:WE DON’T TRUST YOU)
ヒップホップ界のトッププロデューサーMetro BoominとラッパーFutureのタッグによる1曲。トラップビートが特徴で、どこか冷静で戦闘モードに入ったような雰囲気があります。控え捕手としてチームを支えるバーンズ選手の、静かな闘志が表れているかもしれません
「Put It On Da Floor Again」Latto & Cardi B
「Soul Survivor」Jeezy(アルバム:Let’s Get It: Thug Motivation 101)
ベッツ選手は入場曲として2曲を使い分け。前者は女性ラッパーLattoとCardi Bによる強めの女性パワーあふれる一曲で、勢いのあるベッツ選手のバッティングスタイルとマッチ。
後者はJeezyによる2000年代のヒップホップクラシック。タイトルの「Soul Survivor(魂の生存者)」が、過酷なMLBの世界でトップを走り続ける彼を象徴しています
「Thief」Ookay
エレクトロ・ダンスミュージック(EDM)の要素が強いナンバーで、ビルドアップしていく構成が特徴。コンフォート選手がバッターボックスに入るときの“これから何かが始まる”感とぴったり。盗塁とは関係ないけれど、「Thief=盗人」というタイトルも面白いですね
「Stay」Zedd & Alessia Cara
Zeddの美しいサウンドとAlessia Caraの優しい歌声が心に残るポップナンバー。冷静でミスの少ないエドマン選手にぴったりの落ち着いた一曲です。韓国系アメリカ人としてのルーツも持ち、バランスの取れたプレースタイルが音楽にも現れているように感じられます
「Baila Conmigo」Dayvi & Victor Cardenas feat. Kelly Ruiz
「一緒に踊ろう」という意味のスペイン語タイトルどおり、ラテン系リズムが陽気でアップテンポ。チームの中でもリーダー的存在のフリーマン選手が、明るくスタンドの空気を盛り上げてくれる登場曲です
「Ve Por Tu Sueño」Lilly Goodman
「Zumba」Don Omar
宗教的な意味を含むゴスペル曲と、人気レゲトンアーティストDon Omarによるフィットネス曲「Zumba」の組み合わせ。夢を追いかける姿勢と、ダンスのように自由なプレースタイルが同居しています。中南米出身の選手らしい選曲でもあり、彼のルーツがよく表れています
「Born Of A Broken Man」Rage Against The Machine
社会派ロックの代表格、Rage Against The Machineの重いベースラインと怒りに満ちたリリック。長髪をなびかせるメイ選手の激しい投球スタイルとの相性は抜群。登場するだけで球場に緊張感が走ります
「Thinkin’ Bout Me」Morgan Wallen
「Edge Of Midnight」Miley Cyrus feat. Stevie Nicks
カントリーとロックを組み合わせたような2曲を使うマンシー選手。Morgan Wallenは近年人気急上昇中のカントリーシンガー、Mileyはロックの女王Stevie Nicksとの共演で話題になりました。野性味あふれるパワーヒッターの中にも繊細な部分が垣間見える選曲です
「The Show Goes On」Lupe Fiasco
「ショーは続く」というタイトルどおり、どんな状況でも前を向く姿勢を歌った1曲。ルーペ・フィアスコのラップに乗せて、スタジアムの空気が一変。まさに“世界のスーパースター”にふさわしい選曲です。日本人ファンならグッとくる人も多いはず
大谷翔平選手はMichael Bublé(マイケル・ブーブレ)の「Feeling Good」**も登場曲として使用しています
この「Feeling Good」は、もともと1960年代のミュージカル『The Roar of the Greasepaint – The Smell of the Crowd』の楽曲で、多くのアーティストにカバーされてきた名曲です。マイケル・ブーブレのバージョンは特に人気が高く、**「新しい自分」「希望」「勝利」**といったメッセージが込められており、大谷選手の雰囲気にもぴったりです。
「Lovin On Me」Jack Harlow
軽快でキャッチーなビートが特徴のヒット曲。チームのムードメーカー的存在でもあるウィル・スミス捕手にふさわしく、場を明るく盛り上げる効果抜群
「Pump It」Black Eyed Peas
「Levitating」Dua Lipa
ポップでノリの良い2曲を使うテイラー選手。ユーティリティプレーヤーとしてどこでも活躍する彼らしく、ジャンルに縛られない自由な音楽性も感じさせます
「Gasoline」Seether
激しいグランジロックサウンドで知られるSeetherの代表曲。リリーバーとして登場するヴェシア選手が、試合の流れを一気に変えるような迫力を感じさせる一曲です
「Frontier – Extended Mix」VINAI & SCNDL
日本のエース・山本由伸投手が選んだのは、EDM界で人気のVINAIとSCNDLによるトラック。タイトルの「Frontier(フロンティア)」は、新天地・メジャーリーグへの挑戦そのもの。静かな表情の裏で燃える闘志が感じられます
「Could You Be Loved」Bob Marley & The Wailers
レゲエの神様・ボブ・マーリーによる名曲。やさしくリズムに乗って登場するイェーツ投手の、穏やかながらも芯の強い性格がにじみ出ているようです
登場曲は単なるBGMではなく、選手がどんな思いで試合に臨んでいるかを表す“音のサイン”。選曲には文化、感情、ルーツ、そして信念が詰まっています。
好きな選手の登場曲を聴いてみると、意外な一面や意図が見えてくるかもしれません。SpotifyやYouTubeでプレイリストを作って、ドジャースの選手たちの“音楽の世界”を体験してみてくださいね