七日坊主という言葉を最近耳にした人も多いのでは。七日坊主は元々ある日本語の言葉ではありません。三日坊主という言葉の日数の箇所を少々長い「七日」に変えた造語、いってみれば言葉遊びによって生まれた新語と言えます。
三日坊主は、何かを始めて3日で挫折する人のたとえです。七日坊主は、そこから派生した言葉で、3日坊主より長く、7日間続くという意味です。
七日坊主という言葉が使われるようになったのは、近年、SNSやブログなどで、ダイエットや筋トレなどの新しいことに挑戦する人が増えて、その結果、7日間続けることができた人が現れるようになったことがきっかけと考えられます。
七日坊主という言葉は、まだ新しい言葉なので、まだ定着しているとは言えませんが、今後も使われていくのではないでしょうか。
以下に、七日坊主を使った例文をご紹介します。
このように、七日坊主は、三日坊主より長く、7日間続けることができたという意味で使われます。
三日坊主のように仏教やお寺に起源がある言葉は意外と多くあります。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
これらの言葉は、仏教やお寺の文化や習慣から生まれたものと考えられます。
「食堂」は、お寺の中で修行僧が食事をする堂のことで、そこから「食事をする場所」という意味で「食堂」という言葉が使われるようになりました。
「ひとりぼっち」は一人法師、すなわち、孤独な僧侶という言葉が元々の語源です。