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蛙化現象の語源

蛙化現象

蛙化現象の語源

蛙化現象の語源は、グリム童話の『カエルの王様』に由来します。この童話では、カエルが王子に姿を変えるというハッピーエンドを迎えますが、蛙化現象はそれと逆の現象の事を言います。

今まで王子様のように思えていた、あるいは見えていた男性に対して急に幻滅し、王子のような存在から一転してカエルのように
思えるようになった事を表現する語彙です。 今まで王子様→何かがきっかっけで幻滅→今はカエルみたいな存在、という一連の流れを表現する言葉と言えます。

好意を持っていた相手が自分に対して好意を持っていると分かると、それがきっかけとなってその相手に嫌悪感を抱いてしまう現象もこの蛙化現象に含まれます。

なぜこのような現象が起こるのかについては、諸説ありますが、「女心と秋の空」いうように昔からこの様な、急に熱が冷めてしまう現象はしば引き合いに出され、そういった現象は良く起こることと昔から考えられていたと言うことも出来ます。

心理学的に見るとこの蛙化現象はよくある事と言えるかもしれません。 ある意味、一定の割合(しかもかなり高い割合)の女性における恋愛の過程において、ある程度の期間が経過すると相手の男性に対して幻滅する、一気に熱が冷めるというプログラムが脳内に仕組まれているのかもしれません。幻滅するきっかっけは何でもいいのです。

男性を含めた場合でも、結婚などの長期の男女関係の場合、数年もすれば恋愛としての熱は冷めてしまうという事も良く言われていますよね。また男性の場合でも、相手が行為を自分に対して持ってくれているかどうか分からないときは不安でどんどん、熱ををあげて行く一方で、相手も自分に好意を持ってくれていると分かったとたん熱が冷めるなんて事もありますよね。

もちろん蛙化現象は全ての男女間の関係において起こるわけではありません。そうででなければ、長く続く男女の関係というのがなくなってしまいます。

音楽の世界で表現される蛙化現象

この蛙化現象ですが、万国共通とも言え、音楽の世界でもしばし歌われることがあると言えるでしょう。
例えば、ビートルズの楽曲”Yesterday”.

この永遠の名曲の歌詞はこんな感じ、

なぜ彼女は僕から去って行ったのだろう。
僕は何かいけないことを口にしてしまったんだろうか。
わからない、彼女は何も答えてくれない。
いまとなっては、昨日(Yesterday)という日に思いを寄せる。。

突然、彼女に心変わりされ、理由もわからず途方に暮れる男性の今を歌った曲ですね。蛙化現象の詩的表現ではないでしょうか。

蛙化現象を英語で表現すると

ラブ

Ick:
「Ick」は、嫌悪感や不快感を表す感嘆詞です。蛙化現象を表現する際には、この「Ick」を「Ick, I just lost all interest in him.」のように使います。

Falling out of love:
「Falling out of love」は、恋愛感情が冷めるという意味です。蛙化現象を表現する際には、この「Falling out of love」を「I think I’m falling out of love with him.」のように使います。

Emotional turnaround:
「Emotional turnaround」は、感情の逆転という意味です。蛙化現象を表現する際には、この「Emotional turnaround」を「I had a total emotional turnaround when he told me he liked me.」のように使います。

また、最近では、TikTokなどのSNSで「The ick」という表現が流行しています。これは、蛙化現象を意味するスラングです。例えば、「I got the ick from him when he burped in my face.」のように使います。

このように、英語でも蛙化現象を表現する際には、さまざまな表現が用いられます。

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