アメリカ合衆国は多民族・多文化社会であり、さまざまな背景を持つ人々が集まっています。そのため、お祝いされる行事や祝日の種類も非常に豊富です。ここでは、1月から12月まで、主にアメリカで広く認知・祝われている代表的な年中行事を中心にご紹介します。
🔸 日付:1月1日
🔸 概要:日本と同様、新年のスタートを祝う祝日です。年越しの瞬間にはカウントダウンイベントが各地で行われることが多いです。
🔸 過ごし方:友人や家族と集まり、大晦日から年明けにかけてパーティーを開くことが多いです。シャンパンやスパークリングワインで乾杯しながら、新年の抱負を語るのが定番です。
🔸 日付:1月の第3月曜日
🔸 概要:公民権運動の指導者であるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の功績を讃える連邦祝日です。
🔸 過ごし方:学校や地域コミュニティで彼の生涯や公民権運動について学ぶ機会が設けられます。ボランティア活動に参加する人も多く、社会奉仕の日としての側面も強いです。
🔸 日付:2月2日
🔸 概要:ウッドチャック(グラウンドホッグ)という動物が冬眠から出てきて自分の影を見るかどうかで、冬がいつまで続くかを占う風習です。
🔸 過ごし方:ニュースなどで取り上げられる程度ですが、アメリカ文化を象徴するユニークなイベントとなっています。
🔸 日付:2月14日
🔸 概要:日本とは異なり、男女ともに相手にチョコレートやカード、ギフトを贈り合う日です。家族や友人同士でお祝いすることもあります。
🔸 過ごし方:花束(特にバラ)やチョコレート、メッセージカードを贈り合うのが一般的。レストランで特別なディナーを楽しむカップルも多いです。
🔸 日付:2月の第3月曜日
🔸 概要:歴代大統領(特に初代ジョージ・ワシントンとエイブラハム・リンカーン)の誕生日を祝う連邦祝日。
🔸 過ごし方:学校などでは大統領について学ぶ機会が設けられます。祝日セールなどを行う小売店も多く、買い物好きには嬉しい一日です。
🔸 日付:3月17日
🔸 概要:アイルランド系移民に由来する祝祭日で、アイルランドの守護聖人・聖パトリックを記念します。
🔸 過ごし方:シンボルカラーである“緑”の服を着たり、緑の装飾を身につけるのが定番。緑色のビールが提供されるバーもあります。大都市ではパレードが盛大に行われることも。
🔸 日付:移動祝日(春分後の最初の満月の次の日曜日)
🔸 概要:イエス・キリストの復活を記念するキリスト教の祝日。
🔸 過ごし方:教会に行く人が多いほか、子どもたちが楽しむ「イースター・エッグハント」が盛ん。庭や公園に隠されたカラフルな卵を探すゲームで、家族で過ごす温かいイベントとなっています。
🔸 日付:5月の第2日曜日
🔸 概要:母親へ感謝を伝える日。
🔸 過ごし方:花束やカードなどを贈り、家族で食事に行ったり、特別な時間を過ごしたりすることが多いです。
🔸 日付:5月の最終月曜日
🔸 概要:戦没者を追悼する祝日。夏の始まりの象徴でもあります。
🔸 過ごし方:星条旗を掲げる家が多く、墓地や慰霊碑を訪れ、戦没者への追悼の意を表します。また、この週末はBBQやキャンプなどアウトドア活動が盛んに行われ、ショッピングモールでも大型セールが開催されます。
🔸 日付:6月の第3日曜日
🔸 概要:母の日と対になる形で、父親に感謝の気持ちを伝える日。
🔸 過ごし方:ギフトやカードを贈ったり、一緒に食事やレジャーを楽しんだりするのが一般的です。
🔸 日付:7月4日
🔸 概要:1776年の独立宣言の採択を記念する、アメリカで最も重要な祝日の一つ。
🔸 過ごし方:多くの地域で花火大会が行われ、家族や友人とBBQパーティーを開くのが定番です。赤・白・青の国旗カラーの装飾を取り入れる家庭も多く、愛国心を表す日でもあります。
8月には連邦の祝日はありませんが、学校が新学期に向けて準備期間に入る時期でもあり、「Back to School(新学期準備)セール」が盛んです。夏のバケーション終盤として、家族で旅行を楽しむ人も多いです。
🔸 日付:9月の第1月曜日
🔸 概要:労働者を称える祝日で、夏の終わりを告げる日としても認知されています。
🔸 過ごし方:バーベキューやピクニックを行い、最後の夏を楽しむのが一般的。セールも多く開催されるため、ショッピングに出かける人も多いです。
🔸 日付:10月31日
🔸 概要:古代ケルトの祭りが起源と言われる収穫祭・悪霊払いの要素を持つイベント。子どもが仮装をしてお菓子をもらいに回る「Trick or Treat」が代表的。
🔸 過ごし方:カボチャのランタン(ジャック・オー・ランタン)を作り、家や庭を装飾します。大人も仮装パーティーで盛り上がることが多く、街全体が活気づきます。
🔸 日付:11月の第4木曜日
🔸 概要:収穫や恵みに感謝を捧げる行事で、家族が一堂に会する大切な祝日。
🔸 過ごし方:七面鳥(ターキー)を中心とした豪華な食事を囲みます。クランベリーソースやパンプキンパイなどが定番メニュー。翌日のブラックフライデーから年末に向けてのショッピングシーズンが本格化します。
🔸 日付:12月25日
🔸 概要:イエス・キリストの降誕祭として祝われる行事。近年は宗教的意義に加え、商戦や家族行事としての面が強いです。
🔸 過ごし方:家をクリスマスツリーやイルミネーションで飾り、プレゼント交換をします。特に子どもたちにとっては一大イベントとなります。
🔸 日付:12月31日
🔸 概要:新年を迎える前夜で、カウントダウンイベントが全国各地で開催されます。
🔸 過ごし方:大都市では花火やライブショーが行われ、家族や友人とのパーティーで盛り上がります。シャンパンで乾杯するのが定番です。
🔸 概要:NFL(アメリカンフットボールリーグ)の決勝戦。年によって1月末から2月上旬に開催され、全米で最も視聴率の高いスポーツイベントの一つ。 🔸 過ごし方:友人や家族と集まり、テレビ観戦を楽しむのが定番。コマーシャルが話題になることも多く、企業が力を入れる日としても有名です。
このように、アメリカには年間を通して多彩な行事があり、それぞれの歴史や文化的背景が反映されています。祝日のたびにセールやイベントが行われるので、旅行や留学を考えている方は、その時期に合わせて訪れるとアメリカ独特のホリデームードを体感できます。
また、地域や民族的ルーツによってお祝いの方法や行事そのものが異なるケースも多々あります。アイルランド系、イタリア系、メキシコ系など、移民コミュニティが独自の伝統的なお祭りを開催していることもしばしばです。ぜひ、アメリカを訪れる際には多様性に富んだ年中行事を通じて、ユニークな文化体験を楽しんでみてください。