海外引越し航空貨物のお取り扱い最低重量は45キログラムです。
まれに「45キロ以下の場合は引っ越し貨物は航空便では送れないのですか?」という質問を 受けることがございますが、45キログラムに満たない場合でも送ること自体は出来ます。
ただし45キロ以下の場合「アズ45」と呼ばれ、45キロの扱いとして送られることになります。
45キロ以下の場合でもレート自体はございます。ただ、45キロ以下の場合はいわゆる割引運賃ではない正規運賃が適用となりますので、45キロとして送ったほうが安いのです。そのため最低重量は45キロと言うことでご説明させていただいております。
世界各国の主要都市、たとえばロンドン、パリ、シドニー、ニューヨークといった都市の空港向けの場合ですと、一般貨物の場合、いわゆる混載が出来ますので、いくつかの貨物が集まれば45キロを超えます。その場合混載業者は45キロ以下の貨物を送られる方にも45キロを超えた場合のより格安な航空運賃をオファーすることも出来ます。
ただし残念なことに海外引越し貨物の場合は、2001年のニューヨークでの同時多発テロ発生以来、混載貨物の一部として送ることを各航空会社が認めていないません。そのため45キロ以下の場合でも必ず45キロの扱いとなってしまいます。
たとえば10キロぐらいのもので郵便局から送れないものがあり、たとえば大きな家電製品などのようなもの、それを弊社のような海外引越し会社の航空便で送る場合、45キロの扱いとなってしまいます。しいて言うならば追加で2、3箱送っても料金は一緒ですので、何箱かまとめて送ってしまったほうが割安になると言えます。
値段の面から見ますと、たとえば10キロ、20キロと言ったものを海外へ送る場合は郵便局から送ったほうが安いと言えます。やはり航空便による海外引越しで料金的なメリットを享受したい場合は、最低でも45キロぐらいの量があるべきではではないかと言えます。
ただ、トレースの面やその他の面で航空貨物の信頼性を重要視する場合はメリットはあるといえます。